2020-12-10 第203回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
承認時期については予断を持ってお答えすることはできませんが、アビガン錠の備蓄に関する予算は、万が一の感染拡大といった事態に備え、国家の危機管理の観点から新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補である薬を購入し備蓄を進めるためのものであり、当該予算の執行についてはメーカーの生産状況等も踏まえて適切に行っていきたいと考えております。
承認時期については予断を持ってお答えすることはできませんが、アビガン錠の備蓄に関する予算は、万が一の感染拡大といった事態に備え、国家の危機管理の観点から新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補である薬を購入し備蓄を進めるためのものであり、当該予算の執行についてはメーカーの生産状況等も踏まえて適切に行っていきたいと考えております。
また、アビガン錠の備蓄に関する予算、これは一次補正でございますが、万が一の感染拡大といった事態に備え、国家の危機管理の観点から、新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補である薬を購入し、備蓄を進めるためのものでございまして、当該予算の執行につきましては、メーカーの生産状況等も踏まえて適切に行いたいというふうに考えております。
次は、治療薬、特にアビガン錠のことについてお伺いしたいと思います。 お手元の配付資料にもありますけれども、今まで何度か政府もアナウンスされてきて、私も混乱しやすいんですけれども、最初はアビガンについて観察研究をしている、そして藤田医科大学が臨床研究をしていると。
○青山(大)委員 質問主意書の中に、私がアビガンの今の最新の備蓄状況をお伺いしたところ、今二百万人分を備蓄されているという回答がございまして、同時に、今後、備蓄量を増加する予定があるか聞いたところ、「現時点で、アビガン錠二百ミリグラムの備蓄量を増やす予定はない。」と、三月十七日の時点で答弁をいただきましたけれども、その後、こういった中国政府の発表もございました。
これは、エボラ出血熱が発生したときに、実は富山化学というところで開発をしていたインフルエンザの薬剤、アビガン錠というのが実はそのエボラ出血熱にも効きそうだということで、我が国ではまだ未承認薬ではありますけれども、現地でそれを臨床治験として活用をして、そして、なおかつそれを現地のエボラ出血熱に罹患した患者にも処方するというようなことが現実に一部行われてきました。
さっきのアビガン錠については、対症療法と申し上げましたけれども、これは治療薬として有効ではないのかということで、まだこのエボラに対しては未承認でありますけれども、そういう意味で、備蓄は二万人分ぐらいはあるということでございます。
○塩崎国務大臣 今、有効性及び安全性が確立した医薬品がないということは御案内のとおりでありますけれども、万が一患者が発生した場合の治療の内容につきましては、アビガン錠の投与を含め、主治医の責任のもとで個別に判断されるものだというふうに思います。
先ほどからアビガン錠については各委員からも質問が出ておりますが、現在、製造元において約二万人分ぐらいはあるということではございますが、現段階で万が一日本で発病者が出た場合、このアビガン錠が投与され得るのかどうなのか、そして、もし投与されるのであれば、その可否は誰が判断するのか、その件についてお尋ねしたいと思います。
○足立信也君 新型インフルエンザが日本にも、あるいは世界的にパンデミックになるかもしれないという議論のときに、もう今から七、八年前になりますか、富山化学のこのアビガン錠の話が出まして、タミフルとかリレンザと違って、全くの違う機序で、これは本当に特効薬になるかもしれない、しかも日本発だということの中で、今実験段階ではドイツでやっていますという非常に寂しい話ですよね。
○政府参考人(新村和哉君) 御指摘のアビガン錠でございますが、これは、既存の抗インフルエンザウイルス薬が新型インフルエンザ等に対して無効又は効果が不十分な場合に使用される治療薬として、元々はインフルエンザの薬として薬事承認されたものでございます。
加えて、日本発の薬ですね、富山化学のアビガン、これを未承認だけれども使うという形になっていますが、この有効性の判断は、じゃ、今、エボラウイルスに対してアビガン錠の有効性の判断は日本ではできないわけですね、日本発の薬なのに。これ一体どこでやっているんですか。
その中では、WHOの倫理作業部会の結果を踏まえまして、アビガン錠などの未承認薬と申しますか、安全性及び有効性が未確立の治療の提供も我が国においても倫理的に許容されること、また、血液透析などの侵襲的な治療につきましては、エボラ出血熱の致命率が高いこと、患者の容体を考慮し、一方で、医療従事者への感染リスクも十分に考慮した上で判断されるべきことなどの結論が得られたところでございます。